福井県若狭町神谷にある権現の滝。
5年近く前に一度訪れているのだがその時は滝と出会えず、
鳥居近くの滝を権現の滝だと思い込んでいた。
それは若狭町のHPの写真のせいである。

今回は滝友のホージローさんから、権現の滝は鳥居近くの滝ではなく
別の場所に30m級の大滝があるようだと連絡を頂いた。
なんでもえだ2さんからお聞きした情報だそう。
思い返せば前回山道の急斜面をトラバースし途中断念していた。
それは水音は聞こえたが枝葉で先が見えず、
さらに足元もスニーカーであったので踏ん張りがきかなかったためである。
恐らくその時のルートの先に本物の権現の滝があるのだと確信し、
それではと答え合わせの探索に出掛けたのである。
国道からかすかに権現の滝の一部が見える。
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集落内にある案内板、ここに大滝と書かれている。
前回来た時にはこの案内板の前を通っていないため気付いていない。
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鳥居の近くに車を止めて防獣ゲートの先の山道に入る。
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今年の冬は普段あまり降雪の無い若狭地方でたくさんの雪が降った。
その残雪に足をとられながら登ること15分くらいで水の音が大きくなり、
尾根向こうを覗けば冬枯れのお陰で枝葉に遮られる事なく立派な滝が現われた。
見えてしまえばあとは突撃あるのみなのだが、なかなかの急斜面トラバース。
慎重に進んで行きどうにか滝前に躍り出た時には両手を上げて叫んでいた。
下流には小さく段になって流れが続く30mはゆうに超えると思われる
素晴らしい美瀑との感動のご対面となった。
豊富な水量と複雑な流れは大胆でありながらも繊細さを感じさせ、
角度によって違って見える表情にファインダーをのぞくとハッとさせられ、
さらに左岸に現われる脇滝の演出は素晴らしく、もうどんだけでも見ていられる。
ただ集水域は小さいため普段は水量には難があるものと思われ、
今回は北陸ならではの天候の悪い冬空と降雪の恩恵であったのであろう。
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帰り際に鳥居近くのこれが権現の滝だと思い込んでいた滝を撮影。
今回は水量が豊富であったので非常に見栄えのする滝になっていた。
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