和歌山県新宮市高田にある滝ワケの滝。
鳴谷一の滝へ向かう橋の分岐まで戻り今度は分岐を直進する。
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すぐに突き当りとなるので車はそこに止める。
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下調べでは突き当りのすぐ先に橋があるのでそこを渡るとなっていたが、
そのまま沢沿い左岸をいくら進んで行ってもいっこうに橋がない。
そのうち大岩に行く手を阻まれたので対岸へ渡渉しルートを探るが、
どうにもうまく先へと進んで行けない。
結局あきらめて一旦車の所まで戻ってきたら、
駐車ポイントよりさらに下流側にねじ曲がった橋が転がっているのを発見。
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恐らく増水時に流失してしまったのだろう。
前ばかり見ているため見落としていた事を反省しながらも、
注意深く観察する事の大切さを失敗から再認識する事ができ収穫であった。

気を取り直して橋が架かっていたであろう所を渡渉すると、
対岸にはちゃんとした踏み跡があった。
いきなり沢を離れてつづら折りの急登となるが踏み跡のままに登って行くと、
やがて大雲取山の標識がありそこでルートは分岐している。
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そこを右側の沢へ向かう方へ進んで行くと沢に出る。
あとは大岩が転がる沢を左岸側に渡ると滝前に行け、結局15分で到着した。

落差16mと言われる直瀑であるが、
三方を囲まれたゴルジュの奥にあるその滝は堂々たる存在感で、
スケール以上の迫力で迫ってくる。
直瀑フェチな上に、狭い隙間やゴルジュが大好物なのでまさにどストライク、
その上美しいブルーの滝つぼとそれはもう悶絶級の美瀑であった。
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