三重県熊野市大泊町にある清滝。
国道42号線沿いにある滝で、熊野尾鷲道路の熊野大泊インターから
北にほんの少し走ると正面の山肌にドーンと大きな滝が見える。
滝前の細い側道に駐車すればすぐそこに大瀑布が流れ落ちているのである。

落差50mと言われるだけあって遠くからでもわかるその存在感に加え、
平滑な岩板を落ちる水線の潔い美しさに惹かれて、やっぱ直瀑好きだわと思い知る。
普段の水量が少なく、道路を走っているだけで見えてしまう程にお手軽すぎるために、
どうも軽く扱われているような気がしてならない不遇さを感じてしまいながら、
頭に自然に浮かんできたのは杏里の懐かしい「SUMMER CANDLES」の歌い出し。
これで山奥の苦労しなければたどり着けないロケーションの滝であったとしたら、
難攻の豪秘滝扱いでマニア垂涎の滝として語られているはずだ。
大丈夫、ちゃんと受け止めた。
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