栃木県日光市所野にある日本の滝100選のひとつ霧降の滝。
華厳ノ滝、裏見ノ滝とともに日光三名瀑のひとつにも数えられている。
落差は75mと言われ、二段となって流れ落ちるその滝は
上段、下段でそれぞれ異なる流れを見せてくれる滝である。

駐車場から十分整備された散策路を5分程歩けば、
滝全景を正面から見る事が出来る観瀑台がある。
時季にもよるのだろうが草木が生い茂り、
圧巻の全景はどこへやら、ようやく滝の一部が見える程度。
それも結構な望遠なのでかなりの消化不良となる観瀑だ。

散策路を戻りもうすぐ駐車場と言う所で立ち入りご遠慮下さいの看板が。
「滝つぼまでは、危険ですので、立ち入りはご遠慮下さい。」
そうですか、ここから滝つぼに行けるんですか・・・
この先はご覧の通り立ち入りご遠慮下さいですので、それを踏まえてご覧下さい。

初めこそ散策路の跡が残っているものの、その先は土砂崩れで完全に道はなくなっている。
足元は悪く、崩れやすく滑りやすい斜面を20分程降りて行けば、
やがて見えてくるのは下段の滝の迫力の大パノラマ。
観瀑台から見えた滝姿とは比べ物にならず、
特徴的な色をした岩肌を流れ落ちる様は息を呑む美しさ。
何となくウルトラセブンと戦ったエレキングを思い出してしまったのはご愛嬌。

撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-FT20






撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-GH2 / LUMIX G VARIO HD 14-140mm