秋田県鹿角市八幡平にある日本の滝100選のひとつ茶釜の滝。
この滝は奈良県の双門の滝、愛媛県の御来光の滝と並んでアプローチが困難な事から、
100選滝の中でも三大難攻滝の一つに数えられている滝である。

茶釜の滝へは夜明島林道からの沢ルートと、八幡平大場谷地からの山ルートがある。
沢ルートは難易度は高いが体力的にも楽な上に途中に多くの滝を見る事も出来る。
一方山ルートは高低差300mとも言われ、時間も掛かりそれだけの体力も必要となる。
滝屋なら迷う事無く沢ルートを選択するのが必然であるが、
夜明島林道が通行止めであることが事前の下調べで発覚した。
茶釜を見るなら山越えしかない事を知ったが、それでも会いに行く事に迷いはなかった。

国道341号線の大場谷地の駐車場に車を止め、そこから歩くことになる。
標高1000m程の大場谷地は国道沿いで高山植物を見学できる非常にお手軽な観光地。
車の出入りも激しく、多くの観光客が散策を楽しんでいる。

撮影機材:OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough




そんな湿原の木道を抜けると、そこからは傾斜のきつい登山道になる。
前日までの雨のせいかものすごく滑り、とても気の抜けないルートである。
そんな急勾配のアップダウンを進むこと90分でようやく雲上の滝にたどり着く。
ここで休憩を兼ねて滝撮影に望む。

撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-GH3 / LUMIX G VARIO HD 14-140mm




撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-GH3 / M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm


雲上の滝からは沢伝いに下流へ進んで行く。
しばらくで二股に分かれる分岐に出会うが、右が沢ルートからの合流点。
茶釜の滝へ行くには左の方に進んで行く。

撮影機材:OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough


程なく前衛の滝が現れ、その右岸には梯子が掛けられている。
梯子を慎重に上って行けば茶釜の滝がその姿を見せる。
雲上の滝から茶釜の滝までは20分ほどである。

対岸の尾根から見る滝はほぼワンアングルに限定されてしまうのだが、
それでも谷の奥に流れ落ちる滝の美しさには思わず声を上げた。
落差は100mと言われているが実際にはそんなにはないだろう。
しかしながらその迫力と難攻滝ならではの秘境感に心奪われてしまう。

撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-GH3 / LUMIX G VARIO HD 14-140mm







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