長野県木曽郡王滝村にあるイタ崎滝。
目的地としては御嶽温泉王滝の湯の手前と言った感じで、
溝口川の支流にあるあまり情報の無い滝であるが、
この滝に長野の滝マスターのお導きでお仲間と出掛けてきた。
溝口川を渡渉し右岸側の支流を遡行する事およそ1時間、
少し左に折れた奥まった断崖に目指すイタ崎滝がある。

積雪が少ないお陰で滝までのアタックに手こずるポイントはなかったが、
その分期待していた氷瀑スタイルと言う訳には行かなかった。
午前中は日の当たる向きでもあるため、
それにはかなり条件が整う必要があると思われる。
落差はざっと40m級と思われ上部は幾層にも重なる板状の節理で成り、
これはこの沢の下流でも顕著に見られたもの。
滝の下部はゴツゴツした塊が重なる形で上下で滝の様相が変わる。
今度は是非新緑の姿を見てみたいと思わせる美瀑であった。
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