宮城県蔵王町遠刈田温泉にある日本の滝100選のひとつ三階の滝。
蔵王エコーラインと呼ばれる県道12号線上に滝見台があり、
有名観光地であるので迷う事はない。
総落差181mと言われる壮大な三段瀑であるが、
木々に遮られる展望台からの眺めではその壮大さを感じるには至らない。
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ネットで調べてみると滝下に行かれているレポートを散見する。
それらの情報を良いとこ取りして統合すると、
澄川自然研究路から三階滝の滝下まで行けると言う結論に至った。
三階の滝の展望台から2kmほど国道側に行った所に、
その澄川自然研究路へと続く萩平入口がある。
入口には看板等もあり、見た所お手軽ハイキングコースのような看板である。
気になるのは看板の左下に小さくある「クマいます」の表示。
一般的に「クマ出没注意」はよく見かけるが、ここではクマいますと断言されてしまっている。
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萩平入口からは車が入ったような轍があったが、
先が分からなかったのでとりあえず徒歩で進んだのだが正解であった。
狭くてぬかるんだ未舗装路で車が入って行けるのは歩いて10分程の所まで。
そこからは古の自然研究路を進んで行くことになるがなかなか快適な道で、
萩平入口から25分程で注意看板のある柵の所に到着する。
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そこにはこの先へは進めないが三階滝までは行けると書かれており、
柵の先から沢に向かって下りて行けば澄川に出会う。
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下りた所の対岸には三階の滝からの流れが澄川に注ぎ込まれている。
木々の隙間にチラッと三階の滝も見えるがこの先ルート等はなさそうで、
まずは渡渉しようと見回すが水深もあり流れも速い。
うろうろして行けそうなところを探し、それでも膝上までは水に浸かる。
あとは三階の滝を目指して登るのだが、そこではイバラの激薮の歓迎を受け、
色々叫びながらもどうにかクリアし沢に躍り出れば感動のご対面が待っていた。
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当然下段しか見えないので圧倒的な大瀑布を感じることは出来ないが、
近づいてこそこそ味わえる滝との一体感がそこにはある。
差し込む朝日に照らされて弾ける水飛沫は虹を作り出し、
素晴らしい自然の演出に心躍らせながら夢中になって写真を撮った。
萩平入口からここまでの所要時間は40分程であった。
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